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それでいい。 単行本 – 2017/6/22
購入オプションとあわせ買い
「当たり前の気持ち」を受け入れて、自分を認めること。
“ネガティブ思考クイーン"の漫画家・細川貂々が、
精神科医で「対人関係療法」の第一人者・水島広子に会いに行く、等身大の成長物語。
ネガティブな性格で生きづらい、自分を“ダメ人間"と思ってしまう、
コミュニケーションのとり方がわからない、そもそも人づきあいがニガテ、
ネガティブな人を引き寄せてしまう、人に振り回されることが多くて疲れる……etc。
そんな人生をラクにするコツは、「当たり前の気持ち」を受け入れて、自分を認めること。
そのヒケツは、対人関係の「ズレ」と「役割期待」にあり。
対人関係が健康であれば心も健康であり、対人関係に自信があれば人生にも自信がもてる。
生きづらさを克服するための対人関係入門書。
*********
大ベストセラー!
『うつヌケ』著者
田中圭一さん推薦!!
ありのままの自分受け入れ、
心をふわっとさせるための、
暖かい入門書でした
*********
著者より(細川貂々)
「自分を認める」ことが鍵なんじゃないかと思ってます。
私は自分自身が嫌いだったので、ダイエットしてみたり、お化粧したり、
好きな服を着たり、習い事に行ったり、ベストセラーを出してみたり、
いわゆる「自分磨き」のようなことをしてみたんですけど、
どんなことをしたって自分が世の中で大嫌いだという事実は変わりませんでした。
何をしても「やっぱり自分はダメ人間」に戻って来てしまうのです。
それで「こんな自分は必要としてくれる人なんか居ないから死んだ方がいい」という考え方につながります。
簡単に「死んだ方がマシ」という思考になることは、20代の頃からずっとだったし、
付け焼き刃的なことをしても修正が効かないんです。
それで水島先生に出会って「今の自分を認めて受け入れなさい」と言われました。
「それが出来ないと何も始まらない。自分で自分を温めてあげなくちゃ。そういうことを人間は出来るよ。」
最初それを聞いた時に「無理」って思いました。
こんなにダメ人間な自分を認めるなんて出来るわけがない、と。
でも「自分をダメ人間」だと思ってしまう思考は
気分変調性障害の症状じゃないかということを水島先生から聞いたんです。
それで気分変調性障害の本を読んだら、そこに自分自身のことが書いてありました。
今まで自分が生きて来た極端な思考や行動は気分変調性障害の症状そのものだと知ったんです
(気分変調性障害は病気で治療しないと治りませんが、私は日常生活を普通に送れてきたので、
病気と健康の中間地点に居たようです)。
だったら自分は変われるのかも知れない、と思いました。
それで「自分を認める練習」を始めました。
最初はホントに辛かったんですけど、そのうち私にとって「それでいい」はお守りの言葉になりました。
そのままの自分を認められるのって楽なんです。安心出来るんです。
今は「自分を認める練習」を始めて9ヶ月になるんですけど、
ようやく「こんな自分がいてもいいのかも」と思えるようになりました。
生きにくくて辛い人は自分を認めることから始めてください。
過去は変えられないけど、未来はいくらでも変えられる。
未来をどうしたいかは、今を大事に生きることで変わって来ます。
今の自分を認めて大事に思ってください。
著者より(水島広子)
対人関係療法の全体が、
「人間なのだから仕方がない」「病気なのだから仕方がない」と、
「今はこれでよい」という感覚をもたらすように行われるものです。
そして、「今はこれでよい」と思えた人が
(百パーセントそうは思えなくても、「もしかしたらそうなのかもしれない」と
思えるだけで)内面に本来備わっている力をどれほど発揮できるようになるかを、
臨床経験を通してたくさん見てきました。
貂々さんとの対話が、幸いにも貂々さんに大きな影響を与えたように、
対人関係療法の考え方を知ることは、
自分らしく幸せに生きていくためのカギとなると思います。
本書が、「今はこれでよい」と思えていない多くの方に癒しをもたらしますように、
心から期待しています。
*
◆第1章【悩み編】ネガティブ思考でいいんです。
てんてん、対人関係療法に出会う
(悩み・1)ネガティブな性格で生きづらい!
(悩み・2)ネガティブな自分がイヤなんです!
(悩み・3)ネガティブな人って嫌われますよね?!
(悩み・4)期待に応えられない自分を“ダメ人間"と思ってしまいます!
(悩み・5)そもそも人づきあいがニガテなんです!
(悩み・6)やっぱりコミュニケーションのとり方がわからない!
(悩み・7)SNSや仕事づきあいでの接し方がわからない!
(悩み・8)よく勘違いされます!
【水島広子の対人関係カウンセリング】
対人関係療法って?
人として当たり前の感情
「それでいい。」と自分を認める
反応の誘導は「束縛」という暴力
怒っていい。言葉でちゃんと伝えるだけ
周りを優秀でカンペキと思い込まない
対人関係をチェックする(重要な他者)
役割期待のズレがストレスを生む
◆第2章【解決編】対人関係の大問題――「ズレ」と「役割期待」
(ズレのパターン・1)間接的であいまいな言葉
(ズレのパターン・2)言葉を使わないコミュニケーション
(ズレのパターン・3)沈黙する
(コミュニケーションの悪いクセ)自分を苦しめる勝手な思い込み
(ズレをつくらないために)ズレをうめる共通理解
(それでもズレてしまった時)ふたつの方法
(役割期待)当たり前を確認するだけで器用になれる
(大切な行動・1)言いわけの技術
(大切な行動・2)ぐちの技術
【水島広子の対人関係カウンセリング】
「言葉」がコミュニケーションを成長させる
役割期待への応え方
◆第3章【成長編】ちょっとずつ変わっていける。
振り返るとクセが見えてくる
だいたいは許せる~日常生活の人間関係を振り返って
妥協しよう
自然のまま、ありのまま
恵まれた出会いのなかで
今、私がしてる練習
【水島広子の対人関係カウンセリング】
どんな人も頑張っている
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社創元社
- 発売日2017/6/22
- 寸法14.9 x 1.4 x 21 cm
- ISBN-104422930753
- ISBN-13978-4422930756
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出版社より
●「ネガティブな自分が嫌い」「対人関係に悩んでいる」
自分って何やっても上手くいかない、人のことすぐねたんじゃう、他人の目ばかり気になる、自分の意見をはっきり言えない、人づきあいが苦手、考えすぎて空回りする、親との関係が上手くいかない……ネガティブな性格で生きづらいあなたへ。
●『ツレうつ』と『女子の人間関係』のベストセラー作家がタッグを組んだ
『ツレがうつになりまして。』の漫画家で“ネガティブ思考クイーン”の漫画家・細川貂々が、精神科医で「対人関係療法」の第一人者・水島広子に会いに行く、等身大の成長物語。
●なんだか共感、クスッと笑える。コミックエッセイ+コラム
温かい絵柄のコミックエッセイと専門家のコラムを交互に掲載。気楽に読めて、深く納得できる構成。
●心がほどける合言葉「それでいい。」
自己肯定感が高まるキーワード。その秘密は本書でぜひ。きっと気持ちが軽くなるはずです。
それでいい。 | 生きづらい毎日に それでいい。実践ノート | やっぱり、それでいい。 | 夫婦・パートナー関係も それでいい。 | 空気が読めなくても それでいい。 | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.3
757
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5つ星のうち4.1
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価格 | ¥1,200¥1,200 | ¥770¥770 | ¥1,320¥1,320 | ¥1,320¥1,320 | ¥1,320¥1,320 |
内容紹介 | ネガティブ思考クイーンの漫画家・細川貂々が、精神科医で対人関係療法の第一人者・水島広子に会いに行く、等身大の自己肯定物語。 | ロング&ベストセラー『それでいい。』の実践版ワークブック。自分を肯定するための治療ノート形式。水島広子の解説と細川貂々のコミックエッセイも収録。 | “人の話を聞くのが苦手”な漫画家・細川貂々が、水島広子に“精神科医の聴く技術”を教わりに行く、体当たりの成長物語。疲れない聞き方、ムカッを手放す聞き方、あります。 | 「なに? なぜ? どうして?」パートナーの存在に疑問を抱いた漫画家・細川貂々が、数多の夫婦面接と治療経験を持つ精神科医・水島広子の元を訪ねる、赤裸々の成長物語。 | 日常様々な生き辛さを抱える「非定型発達」。その特質を精神科医の水島広子が、数多の臨床経験から解説するコミックエッセイ。 |
商品の説明
著者について
1969年生まれ。セツ・モードセミナー出身。漫画家・イラストレーター。
1996年、集英社『ぶ〜けDX』にてデビュー。
パートナーの闘病を描いたコミックエッセイ『ツレがうつになりまして。』
『イグアナの嫁』シリーズ(幻冬舎)は映画化、ドラマ化もされた著作。
男親中心の育児を描いた『ツレパパ』シリーズ(朝日新聞出版)、
自身の職業遍歴を描いた『どーすんの私』シリーズ(小学館)なども出版。
また、母娘問題に切り込んだ『それでも母が大好きです』(朝日新聞出版)や、
宝塚歌劇の歴史を描いた『タカラヅカ 夢の時間紀行』(亜紀書房)を上梓している。
水島広子(みずしま・ひろこ)
慶應義塾大学医学部卒業・同大学院修了(医学博士)。
慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、
2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などに取り組む。
1997年に共訳『うつ病の対人関係療法』を出版して以来、日本における対人関係療法の
第一人者として臨床に応用するとともに、その普及啓発に努めている。
現在は対人関係療法専門クリニック院長、
慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、国際対人関係療法学会理事。
主な著書に『自分でできる対人関係療法』『トラウマの現実に向き合う』
『拒食症・過食症を対人関係療法で治す』『怖れを手放す』『女子の人間関係』
『自己肯定感、持っていますか?』などがある。
ホームページ http://www.hirokom.org
登録情報
- 出版社 : 創元社 (2017/6/22)
- 発売日 : 2017/6/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 176ページ
- ISBN-10 : 4422930753
- ISBN-13 : 978-4422930756
- 寸法 : 14.9 x 1.4 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 14,375位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 75位臨床心理学・精神分析
- - 76位ストレス・心の病気
- カスタマーレビュー:
著者について
1968年3月21日東京生まれ。
慶応義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。
摂食障害、気分障害、トラウマ関連障害、思春期前後の問題や家族の病理、漢方医学などが専門。
「対人関係療法」の日本における第一人者。
1年間の海外放浪歴あり。
慶大医学部精神神経科勤務を経て、民主党の公募・落下傘候補として2000年6月の衆議院選挙で栃木1区から初当選。2005年8月まで2期5年間をつとめる。
衆議院議員在任中は、主に厚生労働委員会と青少年問題特別委員会に所属。
衆議院青少年問題特別委員会筆頭理事、民主党「次の内閣」雇用担当大臣、民主党男女共同参画委員長、次世代育成支援(少子化対策)プロジェクトチーム座長、超党派のチャイルドライン支援議員連盟事務局長などを歴任。野党の議員でありながら、児童虐待防止法の抜本的改正をはじめ、数々の法案などの修正に力を尽くし実現した。
娘(19歳)・息子(15歳)の二児の母。
2005年12月~2006年7月、北カリフォルニアに住み、アティテューディナル・ヒーリング・センター(Center for Attitudinal Healing)でボランティア。
現在、アティテューディナル・ヒーリング・ジャパン(AHJ)代表、対人関係療法専門クリニック院長、慶応義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)、対人関係療法研究会代表世話人。精神科専門医、精神科専門医制度指導医(日本精神神経学会)、精神保健指定医、国際対人関係療法学会(ISIPT)理事、日本うつ病学会監事、日本認知療法学会幹事、日本摂食障害学会評議員、日本ストレス学会評議員。 心の健康のための講演や執筆も多くこなしている。
公式サイト http://www.hirokom.org/
代表的な著書
一般の方向け
「自分でできる対人関係療法」(創元社)
「怖れを手放す アティテューディナル・ヒーリング入門ワークショップ」(星和書店)
「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」(紀伊國屋書店)
「他人の目」が気になる人へ 自分らしくのびのび生きるヒント(光文社知恵の森文庫 8月9日発売)
「自分の居場所がない」と感じたときに読む本(かんき出版)
「その不安、ニセモノではありませんか?」(大和出版)
「部下をもつ人の職場の人間関係」(ダイヤモンド社)
「自己肯定感、持っていますか? あなたの世界をガラリと変える、たったひとつの方法」(大和出版)
「女子の人間関係」(サンクチュアリ出版)「ハングル語、中国語でも出版されています」
「小さなことに左右されない『本当の自信』を手に入れる9つのステップ」(大和出版)
「『怒り』がスーッと消える本」(大和出版)
「身近な人の『攻撃』がスーッとなくなる本」(大和出版)「ハングル語でも出版されています」
「プレッシャーに負けない方法 ― 『できるだけ完璧主義』のすすめ」(さくら舎)
「10代のうちに知っておきたい折れない心の作り方」(紀伊國屋書店)「ハングル語でも出版されています」
「対人関係 の専門医が教える 誰といても疲れない「聴き方・話し方」のコツ」(日本実業出版社)
「大人のための『困った感情』のトリセツ」(大和出版)
「正しく知る不安障害 不安を理解し怖れを手放す」(技術評論社)
「怒らない子育て」(青春出版社)
「10代の子を持つ親が知っておきたいこと」(紀伊國屋書店)「ハングル語でも出版されています」
「『いつも忙しい』がなくなる心の習慣」(すばる舎)
《対人関係療法でなおすシリーズ》(創元社)
「対人関係療法でなおす うつ病」
「 〃 社交不安障害」
「 〃 気分変調性障害」
「 〃 双極性障害」
「 〃 トラウマ・PTSD」
「対人関係療法で改善する 夫婦・パートナー関係」
専門家用(一般の方にも好評です)
「トラウマの現実に向き合う ― ジャッジメ ントを手放すということ」(岩崎学術出版社)
「摂食障害の不安に向きあう ― 対人関係療法に よるフォーミュレーション」(岩崎学術出版社)
「思春期の意味に向き合う ― 成長を支える治療や支援のために」(岩崎学術出版社)
「臨床家のための対人関係療法入門ガイド」(創元社)
「対人関係療法マスターブック 効果的な治療法の本質」(金剛出版)
主な訳書
「探すのをやめたとき愛は見つかる」(創元社)
「対人関係療法総合ガイド」(岩崎学術 出版社)
「臨床家のための対人関係療法クイックガイド」(創元社)
「グループ対人関係療法」(創元社)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
もっと若い時にこういう仕組みがあれば(図書館は潔癖のため、本を読むのは好きなのに苦手という)人生も違ったものになっていただろうなという気持ちで、ありがたい気持ちと悔しい気持ちが混在しています、、、。
私が若い時には実際こういった、まるまる受け止めてくれるような書籍は存在しなかったのかもしれません。ただ、現在こういった本が増えてきているのは事実なので、現在苦しんでいる方たちが少しでもこのような本に出会い、救われることを願ってやみません。
特に冒頭の、「ネガティブ思考クイーンだということを「ネガティブ」に分類しているところがネガティブなのかな」という水島さんの言葉にはハッとさせられた。
そもそもネガティブで何が悪いのだろうか。
ネガティブな感情も、生きる上で必要な当たり前の感情なのではないか。
そんな本書で最も強調されているのが、「それでいい」と自分を認めてあげることである。
水島さんは対人関係療法の立場から様々な処方箋を紹介されているが、その根本にはすべて「それでいい」という無条件の自己肯定がある。
それだけで、ネガティブ思考から派生する悩みはほとんど解決してしまうのだ。
そして、そんなネガティブな自分を受け入れるのには何もしなくていいと言う。
なぜなら自分を受け入れるのを邪魔している張本人は、他でない自分自身だからだ。
「それでいい」、この一言だけで、だいぶ生きるのが楽になりそうだ。
だけど、ありのままで良いんだと自分を受け入れるというそれがとても難しい
水島広子先生と話してみたくなりました。
続刊の『やっぱり、それでいい』の方がずっとよかったです。
こちらはネガティブな思考に悩まされている人が自分を受け入れるための本。
微妙に対象が異なる気がします。
対自分に悩む人はこちら、対他人に悩む人は『やっぱり』の方がいいのかも。
相手から言われたこと等も全て受け止めて悩んでいましたが、時には無理なことを無理ということも大事だと思いました。また、どんな人も頑張っている。自分は気付いていないが変わっているところがたくさんある。と思えれば気持ちは楽になると思いました。
申し訳ないのですが、こういう本に対して偏見があり読むのをためらっていましたが読んで良かったです。今までの自分で自分を苛めているような状態に気づけたので少しずつ優しくしていこうと思いました。